珍しく、ガラス乾板を引き伸ばすお仕事が来ました。昭和35年ごろの記念写真が写っています。愛用のDURSTでA4サイズに引き伸ばしました。傷やカビが少々ありますが、50数年前とは思えない綺麗な焼付けが出来ました。ガラス乾板は割れないように注意が必要ですが、平面性は抜群んですし、昔の銀の量の多い時代のネガですので、とても調子の整った焼付けが出来ます。デジタル万能の時代で、スキャナーで読んで修整そしてプリントすれば簡単ですが、やはり本物の銀塩写真は持ち味が異なります。久しぶりに写真屋らしい写真の仕事をしました。

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- 2014/05/05(月) 19:25:27|
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